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この夏、SAIKAのHAIRと夏の思い出をつくる2012

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2008年春からインターネット上のビューティー・サイトやブログで取り上げられていたのが、 どうやったらブレーク・ライヴリーのようなヘアになれるか?というトピック。
ブレーク・ライヴリーと言えば、人気TV「ゴシップ・ガール」で、リッチ・ファミリーに生まれたティーンエイジャーを演じる 今年22歳。 その彼女が、番組内でデザイナー・クローズをファッショナブルに着こなしているのは、その役どころから容易に察しがつくところだけれど、 彼女のファッショニスタぶりはレッド・カーペット上や様々なイベント、映画のプレミアのスナップでも良く知られるところ。 ゴシップ誌やエンターテイメント・メディアで 彼女のそんなファッション・スナップが数多くフィーチャーされるだけあって、 「ゴシップ・ガール」を観ていない人でも、今や彼女のファッションやスタイルには馴染みがあるけれど、 そんな彼女のトレードマークとなっているのがブロンドのロング・ヘア。
そして今、アメリカでは 彼女のヘアがビューティー・サロンで 最も多くの女性がリクエストするセレブリティ・ヘアになっているという。
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11月12日付けのニューヨーク・タイムズ紙でも、ブレーク・ライヴリーのヘアは、今アメリカ女性が最も憧れるセレブリティ・ヘア として特集記事が組まれていたけれど、 アメリカでは、なぜかヘア・スタイルのトレンドはTVから生まれると指摘されているのだった。
その最たる例は、70年代に大旋風を巻き起こした元祖「チャーリーズ・エンジェル」のファラー・フォーセット。
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2009年6月にガンのために死去してしまったファラー・フォーセットであるけれど、 ロング丈のサイド・レイヤーをカーラーで外に巻てボリュームを出したヘアは、 当時のアメリカで大流行。 この頃の彼女の人気ぶりは、メディアに「ファラー現象」とさえ呼ばれて、 ファベルジェ社が出したファラー・フォーセット・シャンプー&コンディショナーはメガ・ヒットとなっていたのだった。

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ファラー・フォーセット以来の、セレブリティ・ヘア・トレンドを生み出したのは、何と言っても90年代の人気コメディ「フレンズ」に 出演していたジェニファー・アニストンの、”レイチェル・ドゥ”
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ジェニファー・アニストンであるけれど、ナチュラル・ブロンドと思われている彼女のヘアは、 実はへーゼル・カラー。そもそもかなりボリュームが多かった彼女のヘアに、独特のレイヤーを付けたのがレイチェル・ドゥで、 写真右、右側は当時のヘア・モデルがレイチェル・ドゥをしたスナップ。
このスタイルは、誰がしても似合うヘア・カットと言われ、フレンズが大人気を博した90年代半ばに アメリカのヘア・サロンで最ももてはやされたスタイル。 特に女性ニュース・キャスターやレポーターがこのヘアをこぞって真似ていたけれど、 当のジェニファー・アニストンは、ヘアの事をインタビューで聞かれるのが大嫌いだったことが伝えられているのだった。
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その後彼女のヘアは、レイチェル・ドゥよりロングでストレート、そしてよりブロンドになっていったけれど、 常に変わらないのは、前髪が長めでセンター・パートであるという部分。
かつてのような、大流行は去ってしまった今でも、ジェニファーのヘアや彼女のヘア・カラーはサロンで 一般女性がリクエストする上位にランクされているのだった。
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最新のハリウッドの”イット・ヘア” であるブレーク・ライブリーのヘアは、 70年代のファラー・フォーセットや、90年代のジェニファー・アニストンに比べると 遥かに特徴が無く、 彼女を真似ていても、それが必ずしも周囲から識別されるとは限らないようなヘア。
それだけに インターネット上では、「アイコニックなヘアではない」ということが指摘されてきたけれど、 彼女のヘアは、「ゴシップ・ガール」がスタートした2007年からずっとインターネット上や、ゴシップ誌で 話題になってきたもの。
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そんな彼女のヘアがここへ来て、ニューヨーク・タイムズ紙が特集を組むほどに 注目を集めて来たのは、 1つには彼女の知名度がアップしてきたことに加えて、ヘアをロングにしてきた女性達がこれまでのような ヘア・アイロンを使ったストレート&カールではなく、もっとボリュームがあるヘアをを求めているためで、 ブレーク・ライヴリーのように低いポイントからレイヤーを入れるスタイルは、そうした女性達に非常に好まれているのだという。
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確かに、下に紹介する彼女のスナップを見ても分かるとおり、ロー・レイヤー・カットは、 ヘアに変化を付け易いスタイル。 前髪をフロントに落としてヘアをアップにしたり、前髪をオールバックにしてポニー・テールをしたり、 またストレートにブローをしたり、大きなローラーで巻いたりすることによっても、違った印象が演出できるヘア。 でも多くの女性達が最も真似たがっているのは、ヘアのトップがストレートで、ローワー・レイヤーがナチュラルに ウェーブ・カールしているスタイル。
いかにもスタイリングをしたという印象ではなく、自然にそうなっているという印象が、 スタイリッシュでセクシーなアピールを生み出しているとのこと。 ブレーク・ライヴリー自身は、彼女のヘアがどうしてそんなに話題になっているのかが分からないと語っているとのことだけれど、 ニューヨーク・タイムズの記事によれば、彼女はパーティーの席でヴォーグ誌のエディターを始めとするファッション関係者から、 頻繁にどうしたらそんなヘアになるのか?といった質問を受けているとのことなのだった。
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ヘア・アーティストによれば、ブレーク・ライヴリーのヘアを再現するのに最も必要なのは、 そもそも美しくボリュームのあるヘアを持って生まれること。 そして長身でスリムな女性でなければ、彼女のヘアは似合わないともヘア・スタイリストは指摘しているのだった。
実際、ブレーク・ライヴリーは、頻繁にコンディショニング・マスクをする以外は、至ってナチュラルにヘアを管理しているとのことで、 「ゴシップ・ガール」のセットで彼女のヘアを担当するスタイリストは、彼女の毛先のカールを 濡れたヘアをシニョンにして、そのまま乾かすことによってクリエイトしているという。
さらに彼女のトレードマークになっているブロンド・カラーは、ベージュ、ハニー・カラー、ゴールド、ブロンズ、アプリコット・カラーが ミックスした陰影のあるブロンド。パリス・ヒルトンのようなフラットなブロンドヘアとは全く異なる美しさがあるけれど、 このカラーにしても、彼女がヘアを染めるのは半年に1回というから、ブレークは生まれつきかなりヘアに恵まれているのは言うまでもないこと。 ちなみにパリス・ヒルトンは、2週間に1度ヘア・ルート(毛の根元)をブロンドに染めるメンテナンスをしていることを自ら明らかにしているから、 美しいヘアはやはりDNAによるところが大きいようである。

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でも現在、サロンでブレーク・ライヴリー・ヘアをリクエストする女性達は、 そんなDNAのことを考えて諦めたりはしないため、一流サロンのヘア・カットとヘア・エクステンションでボリュームを加えることによって、 何とか彼女のヘアを再現しようとしているけれど、 これが決して安くないこともニューヨーク・タイムズの記事は指摘しているのだった。
例えば、バーグドルフ・グッドマンドルフ内に入っているジョン・バーレットのサロンで ブレーク・ライヴリーのようなロー・レイヤー・カットをしてもらうと、カットのみで500ドル。 その上に、ブレークのようなボリュームをエクステンションで実現しようとした場合、 ヒューマン・ヘアのエクステンションのお値段は1ピースあたり1200~1500ドル。 これに加えて、トリートメントやヒート・スタイリングの費用が月に1200ドルは掛かるという。
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こんなに費用を掛けずにブレーク・ヘアを実現する方法として奨励されるのは、 まずブレークのように健康的なテクスチャーのヘアを保つために、コンディショニング・マスクを週1回は行うこと。
さらに、顔のフレームに合わせてロー・レイヤーのカットをしてもらうこと。 アイロンやホット・カーラーでヘアをセットする場合は、ヒート・プロテクションのセラムを使うこと。 ヘアをセクションごとに区切って、根元を立てたブローをすること。 強力かつナチュラルに見えるスタイリング剤を使うこと、などがプロからの提案。
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ちなみにブレークのヘアは、これまでトレンドになったセレブリティのヘアの中で、最も長さがあって、 健康的なヘアのクォリティを問われるだけに 実現が難しいといわれるヘア。 それだけに憧れる女性が多いのも納得であるけれど、 男性の間でもこのヘアは極めて評判が良いとのこと。
そもそも男性はロングヘアの女性を好む傾向があるけれど、アイロンでフラットに仕上げたストレート・ヘアより、 ブレークのような動きとボリュームがあるヘアの方がセクシーだという意見が圧倒的であるという。
ブレークの場合、さすがにプロのスタイリストが付いているだけに、イベントによってヘアをロールにしたり、 ウェーブをスタートさせるポイントを高くしたり低くしたりして、様々なバリエーションを見せているけれど、 忘れてはならないのが、彼女の顔形を計算した前髪のカット。 このフロント・ヘアとローワー・レイヤーを個人に合わせて完璧にカットしてもらうのは、 ブレーク・ヘア実現の鍵を握る部分のようです。
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by saikastyle2 | 2012-07-07 08:09 | HAIR
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